0から始めるWord(ワード)2007

Step.10 Word(ワード)2007の図形に文字を入れる

Word(ワード)2007では図形に文字を入れる方法に簡単な、吹き出し機能があります。会話に使う吹き出し図形に文字を入れる形になりますので、文書内では大変目立ちます。また、テキストボックスを利用した文字入力も行うことができます。用途に合わせて使い分けるようにしましょう。それぞれの操作方法について紹介したいと思います。


Word(ワード)2007の吹き出しを利用した文字入力

吹き出しの引き出しについて

テキストボックスを利用する

テキストボックス内で縦書き文字に挑戦

テキストボックスの細かい設定について

以上5つの操作過程を紹介していきます。

 

Word(ワード)2007の吹き出しを利用した文字入力

ちょっとしたアクセントとしてよく利用される吹き出しによる文字入力。たとえば地図の建物の名称を表すときなど見やすくてよいでしょう。

“吹き出し”1.リボン[挿入]の「図」にある“図形”から“吹き出し”カテゴリー内にある図形を利用します。こちらでは一番左にある“四角形吹き出し”を利用します。

2.クリックするとマウスポインタが十字に変わりますので、任意の位置に描画してください。 すると図形内にカーソルが点滅しているのを確認できると思います。

吹き出しの作成3.任意の文字入力を行いましょう。吹き出し内に文字が入ります。

4.もし、間違ってカーソルがなくなってしまっても、吹き出し内をクリックすると、再びカーソルが点滅します。

吹き出しのサイズを変更する

吹き出しは図形と同じですので、選択時の四隅にあるハンドルをドラッグすることで大きさを自由に帰ることができます。「Shift」キーを押したままドラッグすると縦横比を保ったまま変更することができます。

吹き出しの引き出しについて

吹き出しの引き出し変更吹き出しの大きさを変更すると、引き出し部分がやけに長くなったり、短くなったりしますので、個別に調整する必要がある場合があります。その場合は、引き出しの先端にマウスポインタを合わせドラッグにて任意の長さに変更しましょう。

吹き出しを回転させる

他の図形と同じように上部中央にあるハンドル(黄緑円)をドラッグすることで自由に回転させることができます。

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テキストボックスを利用する

吹き出しではそぐわない箇所にはテキストボックスを利用したテキスト入力をお勧めします。Word(ワード)2007では基本図形をテキストボックス化することで、文字を入力することができます。

テキストの編集1.リボン[挿入]の「図」にある“図形”から長方形をページ内に作成します。

2.このままで文字を入力できませんので、テキストボックス化する必要があります。

3.リボン[書式]の「図形の挿入」にある“テキストの編集”ボタンをクリックします。

テキスト化した長方形に文字入力4.すると長方形の中でカーソルが点滅します。

5.文字入力を行ってみると、長方形内に文字が挿入されます。

テキストボックス内の文字書式の変更

テキストボックス内でも通常の文章のように書式を自由に変更することが可能です。たとえば、文字サイズを14にし、カラーを赤にし、下線を引いて、中央に揃えることも可能です。

テキストボックス内で縦書き文字に挑戦

テキストボックス内では横書きだけではなく、縦書きも行うことができます。

文字列の方向1.図形をテキストボックス化します。

2.リボン[書式]の「テキスト」にある“文字列の方向”をクリックします。

テキスト化した長方形に文字入力3.カーソルが右端に移動し縦書きの準備となります。

4.元に戻すときは再びリボン[書式]の「テキスト」にある“文字列の方向”をクリックします。

テキストボックスの細かい設定について

テキスト化した長方形に文字入力1.リボン[書式]の「テキスト ボックス スタイル」ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

2.「オートシェイプの書式設定」ダイアログボックスが表示されますので、「テキストボックス」タブをクリックします。

3.こちらでは「テキストボックスと文字列の間隔」「垂直方向の配置」「オプション」など設定ができます。テキストボックスに引き出し線がついている場合は、「引き出し線の書式」設定を行うことができます。

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